Microsoftコード名「SQL Azureコンパチビリティ・アセスメント」のチュートリアル (ja-JP)

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2012年1月3日に、SQL Azure Labsのサービスの１つとして新しい試行オンラインサービスである「SQL Azure Compatibility Assesment（SQL Azureコンパチビリティ・アセスメント/SQL Azure互換性検証）」を紹介できて、嬉しいです。もし、既存のSQL ServerデータベースをSQL Azureに移行しようと検討していて、SQL ServerデータベースのスキーマがSQL Azureと互換性があるかわからない、そんな人に向けたサービスです。J

簡単に使用できます！このサービスを使用するために、 --

必要なもの:

Live ID
データベースから出力した.dacpacファイル

必要でないもの:

Azureの知識
Azureのアカウント

得ることができるものは、 SQL Azureでサポートしていないデータベースオブジェクトと修正する必要のあるオブジェクト一覧のレポートです。:

手順:

1. SQL Server Data Tools (SSDT)を使用してデータベースの.dacpacを用意します。(もし、まだインストールしていない場合は、SSDTをインストールする必要があります。とても素晴らしいツールです！) SQL Server 2005, 2008, 2008 R2, 2012 (CTP or RC0) のすべてに対応しています。

a. 次の例のように SqlPackage.exe を使用します。:

“C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 10.0\Microsoft SQL Server Data Tools\sqlpackage.exe" /a:Extract /SourceConnectionString:"Server=myServerName;Initial Catalog=myDBName;Integrated Security = true" /TargetFile: "D:\myDBName.dacpac"

b. または、SSDT GUIを使用します。: Visual Studioを起動 -> SQL Server Database プロジェクトを作成 -> データベースのインポート -> ビルド。

補足: このサービスは、今のところSSDT CTP4以外から生成された.dacpacには対応していません。ほかのバージョン（たとえば、SQL Server Management Studio (SSMS) 2008 R2）から生成した.dacpac をアップロードした場合、エラーになります。SSDT CTP4の詳細については、このblog を参照してください。

2. サービスを使用します

a. サービスポータルにアクセスします（ https://assess.sql.azure.com/　）。Live IDでログインし、もし初めてサービスを使用する場合は、“Sign up”をチェックします。これで準備が完了しました。

b. “New Assessment…” ボタンをクリックすると、次の画面が表示されます。先ほど作成した.dacpac を選択し、“Upload”をクリックします。.dacpacは通常小さいサイズなので（１MB以下のことが多いです）、とても早くアップロードできます。アップロードが終わったら、今実行したものも含んだ過去の全ての互換性確認結果一覧を表示する“My Assessments” ページが表示されます。

c. もし完了したら、“Refresh” ボタンをクリックし、確認します。ピークタイムでなければ、通常数分以内に完了します。完了したたら、“View” をクリックし、上記セクションで示したようなレポートが表示されます。